首肩のこり・腕のしびれ・胸郭出口症候群


胸郭出口症候群とは

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん Thoracic outlet syndrome=TOS)という疾患名があります。

腕の痛み・しびれ、
首や肩の強いコリ・痛み

の原因となっていることがあります。 痛みの原因は、 首から出て腕にいく神経血管がその通り道で慢性的に圧迫されることによる 神経と血流の障害です。絞扼性(こうやくせい)神経障害ともいわれます(絞扼=しめつけられること)。

胸郭出口症候群 首や肩の強いコリ・痛み 腕の痛み・しびれの原因となっていることがある


整体やカイロプラクティックではしばしば硬くなった筋肉を緩めます。 これは、硬くなった筋肉が神経や血管を圧迫し、痛みやしびれを引き起こす可能性があることを知っているからです。血管が圧迫されると痛みやしびれが生じるというわかりやすい一例が、胸郭出口症候群です。

胸郭出口症候群に特徴的な症状

傾向としては、なで肩気味の女性の方に多いと言われています。その数は男性の2~3倍。
症状は、手・指・腕のしびれ(小指側が多い)熱感・冷感、脱力感、頸部・肩・肩甲間部・前胸部のうずくような痛みなどです。
(参考:国分正一/鳥巣岳彦監修 中村利孝/松野丈夫/内田淳正編集『標準整形外科学 第10版』、医学書院、2010、p.736.)

腕への血流が低下しているため手を上にあげているときに症状が出やすいです。「洗濯物を干す」「窓の拭き掃除」「電車で吊革につかまる」時などに、正座して足がしびれた時と同じような症状が出ます。

手の小指側に「ビリビリとしたしびれ」「刺すような痛み」が出たり、「手の力が入りにくい」 などの症状がある場合は、 腕の付け根・胸部のところで血管や神経の圧迫があるのかもしれません。

血管が圧迫を受けやすい部位

胸郭出口症候群頸椎椎間板ヘルニアの症状とも似ているため、鑑別が大切な疾です。症状が強い方は整形外科で一度診てもらうことをお勧めします。

では胸郭出口症候群である場合、手・腕に血液を送る鎖骨下動脈人体の構造上、どこで圧迫されやすいか? 以下のように3か所、医学の研究で明らかになっています。

胸郭出口症候群/圧迫を受けやすい部位


まず、手・腕に血液を送る鎖骨下動脈は前斜角筋と中斜角筋の間を通るため、斜角筋の過緊張(トリガーポイント)があると、円で囲った部分で圧迫を受けやすくなります。

胸郭出口症候群/圧迫を受けやすい部位

さらに、肋鎖間隙(鎖骨と第1肋骨の間)という狭い隙間を通るため、例えば鎖骨のS字状のカーブが先天的に少なかったり、鎖骨の両サイドの関節の動きに問題があったりすると 圧迫を受けやすくなることがあります。

胸郭出口症候群/圧迫を受けやすい部位

血管は腕に入る前に筋肉のトンネルの中もくぐらなければなりません。
小胸筋(肩甲骨の烏口突起と第3~第5肋骨を結ぶ)という筋肉です。この小胸筋の後方を通るため、小胸筋の過緊張(トリガーポイント)があると圧迫を受けやすくなります。

手技療法としてのアプローチは


手技療法としてアプローチは

斜角筋小胸筋の緊張をストレッチなどで緩める
肩甲骨の可動を回復する
・カイロプラクティックのテクニックを応用して第1肋椎関節に動きをつける
姿勢の調整をおこなう

などです。

お困りの場合にはお気軽にご相談ください。

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