急性腰痛(ぎっくり腰)への対応

つらい急性腰痛(ギックリ腰)を発症した時の安静期間は?

腰の痛みでお困りではありませんか?
急性腰痛 (ぎっくり腰の痛みは大変つらいものです。 当たり前のように出来ていたことが突然出来なくなってしまいます。あまりにも痛くて「一生このままだったらどうしよう・・・」という思いも浮かんできませんか?
でも大丈夫です! ケアを間違えなければ、少しづつ強い痛みは軽減して元のように動けるようになります (注意・・・脚のしびれが段々強くなる、排尿できないなどの場合はすぐに病院へ)。
まずは不安感・恐怖感で心の中をいっぱいにし過ぎないことが大切。腰痛で死ぬことはないんです。「きっと治る」と自分に言い聞かせ、体を休めるよいチャンスと安心してしまいましょう。
起きていられない程のきつい腰痛は 2日間までは安静でOKなんです。 例外はありますが、それ以上の安静は必要ないことが最新の腰痛研究でわかっています。
鎮痛剤は少しは役に立ちますが、完全に痛みを消すことはできないでしょう。
動けないほどの痛みの場合はじっとしているのが最善。
どうしても仕事で外出しなければならない時は、腰痛ベルトで固定して出かけるしかありませんが、とっさの動きに体が対応しづらいため、できることなら休んだり日を替える。どうしても無理ならば極力人混みを避ける、家族に付き添ってもらうなど、リスクを減らす工夫が必要です。
痛みがはじめより和らいできて少し 動けるようになったら、はじめは辛くても後は普通に動いていた方が治りが早いです。


<<参考>>
◆安静臥床
(1)下肢痛の有無にかかわらず、急性または再発性腰痛に対して、2~7日の安静臥床は、プラセボあるいは通常活動よりも悪化させる。安静臥床は。代替治療よりも有効ではない。
(2)長期臥床安静は、衰弱、腰痛の慢性化、リハビリの阻害要因につながることがある。
(菊地臣一著『腰痛 』、医学書院、2010第1版第4刷、p.278.米国と英国の診療ガイドライン--急性腰痛の診断と治療)

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急性腰痛の実例紹介(防御反応としての筋スパズム)

急性腰痛にもタイプがあります。

①きっかけを自覚している
物を持った時、持とうとした時、腰を曲げてひねった時など
②思い当たるきっかけがない
徐々に痛くなり気がついたらひどくなっていた

実は私が過去に経験したひどい腰痛は②でした。後で考えた時に原因・きっかけが推測できましたが、痛みが出た時はまったくの予想外。
当時は膝の怪我により、1か月程、松葉杖を使って片脚だけに体重をかける生活が続いていました。痛みが出たのは、やっと松葉杖なしで両脚に体重をかけられるようになった数日後のことです。
急な体重の負荷・動きの変化に背骨周りの筋肉などの組織が耐えきれなかったようです。ジワジワッと痛くなり、夜にはもう立てなくなりました。 少し動くだけで激痛が走ります。寝返りも打てず、一度うつ伏せになったらもうそのままです。痛みはそれまで経験したことがない性質のもので、 「腰の中で何かに点火して爆発したかのような」「一点から燃え広がるような」痛みでした。
悶えながらも自分で原因を考えていたのですが、この痛みは不動が続いたことによる椎間板の機能低下の他、腰の深い部分にある筋肉の痙攣(筋スパズム)からくるものと推測しました。いわゆるインナーマッスルの筋肉で、これらは腰椎を安定させる(回旋筋など)役割があり、背骨の動き始めで微調整のために自動的に働いてくれます。少しも動けなくなってしまったのは、初動で働くこの筋肉が問題を起こしたからです。
思い当たることはありました。両脚に体重をかけられることが嬉しくて、立って行う骨盤体操を前日やったんです。おそらくその時に、これらの筋肉が急な動きに対応できず、顕微鏡で確認ができるくらいの損傷をおこしたのだと思います。損傷すれば炎症を起こし腫れます。限られたスペースの中で筋肉が膨れて、さらにギュッと力が入ればそれは痛いだろうなと思いました。
少し動くだけでも激痛が走るので、動くのが怖くなります。特にトイレが大変でした。もし自分に腰痛についての知識がなければ怖くなって救急車を呼んでいたかもしれません。
何とか冷静さを保てたのは腰痛の知識があったお陰。まとめると次の2つが安心のキーワードです。

① 腰は痛いが脚には症状がない
② 痛みは辛くとも、腰痛で死ぬ人はいない


①腰は痛いが脚には症状がない
椎間板ヘルニアではない可能性が高いからです。椎間板ヘルニアは腰痛のほか下肢に症状が出るのが特徴。確認のため、寝ながら足首や足の指が自由に動かせるか、反らしたり曲げたり試してみるのがよいです。

②痛みは辛くとも、腰痛で死ぬ人はいない
脳や心臓の血管が詰まったり破裂したりする脳卒中や心筋梗塞などの血管系の病気と違い、筋骨格系のトラブル、腰痛は直接命に関わることはありません。食事も口から食べられるし水も飲める。なんとかなるのが腰痛です。

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重なった発症要因・予防で大切なこと

腰痛発症の背景として、膝の怪我による以下の2つの要因も重なりました。

「しゃがめない」
中腰の体勢をしばしばとらざるを得なかった
「四つん這いになれない」
日課にしていた腰痛体操が出来なかった

股関節や膝関節に問題があると、腰の負担が増して腰痛が生じる可能性があるという、わかりやすい事例です。「腰痛体操で腰の柔軟性を保ててさえいれば発症は防げたもの」と、つくづく予防の大切さを感じました。
片脚で立った場合、立っている側の大腿骨頭(股関節の付け根)には体重の約4倍の力がかかります。 その大きな力が立っている側の骨盤の関節や腰椎の関節にも伝わってきます。重心を片側だけで支えるというのは、腰にとって相当な物理的ストレスなのです。
(参考:国分正一/鳥巣岳彦監修 中村利孝/松野丈夫/内田淳正編集『標準整形外科学 第10版』、医学書院、2010、p.508.)

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腰痛体操(キャットエクササイズ)

こちらが腰痛予防に効果的な腰痛体操です。 骨盤~脊柱の柔軟性を保つため、背骨を意識しながら、背骨と同時に、骨盤を床側に倒したり(前傾)・天井側に持ち上げたり(後傾)します。横に引き上げたり、ゆっくり回したり、いろいろと応用もできます。 「キャットエクササイズ」とも呼ばれます。

腰痛体操/腰痛予防に/練馬区整体/富士見台カイロプラクティックセンター

立った姿勢でも骨盤~脊柱は動かすことができますが、こちらはなんといっても四つん這いでおこなうため体重が4点に分散し、背骨の負担が少なく安全です。ご来院されている皆さんにはお馴染みの体操です。
※椎間板のしくみを知っておくと、体操もより効果的におこなえます。



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施術を受けるのはいつから?

あまりにも腰が痛い場合は、施術を受けるのは安静の2日間を過ぎてからの方がよいです。
施術は一発で痛みを消すというものではなく、よくなるスピードを早めるものと考えて頂くのががよいと思います。

<<参考>> 「(2)日常生活制限を要する腰痛は、数日間から数週間で改善するが、軽い腰痛は長期間持続することがあり、数か月間持続する場合も多い」
(菊地臣一著『腰痛 』、医学書院、2010第1版第4刷、p.276.米国と英国の診療ガイドライン--急性腰痛の診断と治療)

強い腰の痛みは1日1日と少なくなってきますが「どうもスッキリしない」「軽い痛みが残っている」ということが少なくありません。 カイロプラクティックの関節へのアプローチトリガーポイント療法がお役にたてる期間です。完全に腰痛をおこなさない体になることはできませんが、大切なことは辛い痛みを繰り返さないこと。腰の不安がある場合は上手につきあっていくことと当院では考えています。腰痛でお困りの方はお気軽にご相談ください。

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