カイロプラクティックとは

カイロプラクティックは百年ほど前に米国で生まれた手技療法です。
理論、技術ともに、百年の歴史の中で大きな発展を遂げ、今日、欧米では正式な医療の一端を担うまでに発展してきました。
西洋で生まれた療法のため西洋医学の一種と言えますが、人体の自然治癒力を重視する点、薬や手術を使わない点など、多くの点で伝統的東洋医学と共通点を持ちます。

様々な手技療法

カイロプラクティックの変化

かつて、カイロプラクティックは、背骨のズレの矯正だけを行っていました。これに対して近年は、背骨のズレにとどまらず、その動きや、背骨を取り巻く筋肉、さらには患者さんの日常生活における姿勢や動作の矯正・調整にまで踏み込むスタイルに変わってきています。
 この包括的なアプローチは、施術の効果が長続きするだけでなく、症状の再発を防ぐためにも有効です。

カイロプラクティックと整体って違うの?

西洋(カイロプラクティック)と東洋(整体)と生まれた地域が異なりますが、「人の身体を治す」ということを追及してきている結果、その手法は一般の方からみればとても似ています。
大きな違いはその考え方です。
東洋の療法はツボ(経穴)、経絡など伝統的な経験に基づいたものが多いですが、カイロプラクティックは誕生の歴史の初期から、西洋医学と手技療法の理論同士を整合させる努力をしてきました。解剖学や生理学を背景にしてアプローチをしていくのがカイロプラクティックの特徴と言えます。