頑固な肩こりと手のしびれ⑥ <参考>アドソンテスト アドソンテストは、斜角筋による鎖骨下動脈の圧迫があるかどうかを調べるテストです。 検者は患側(症状がある側)の橈骨動脈を触診し、クライアントに以下の肢位をとってもらいます。 ①腕のしびれがある側を向く ②少し顎を上げる 続いて ③深呼吸 することを指示します。 ①~③は、いずれも斜角筋を緊張させる行為です。 斜角筋が緊張する状態をわざと作り、脈が弱くなるか、消失するか(前斜角筋による鎖骨下動脈の圧迫の有無)を調べます (胸郭出口症候群のまとめ)。 次へ進む